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奏楽堂コンサート

Program

<第1部> W.A.モーツァルト

『アイネ・クライネ・ナハトムジーク』 ハ長調 K.525

『アヴェ・ヴェルム・コルプス』 ニ長調 K.618

『フルートとハープのための協奏曲』 ハ長調 K.299
(フルート:窪田 恵美、ハープ:池城 菜香)

(休   憩)

<第2部>

ミュージカル 『岬のクフィ』 (2011) コンサート形式
(原作・脚本:成田 英明、作曲:松下 功)

Cast

指揮: 矢崎彦太郎
管弦楽 東京藝術大学教員・卒業生・学生有志オーケストラ
(トランペット:杉本峯夫 名誉教授 ヴァイオリン:澤 和樹教授 ほか)
ソプラノ: 岩下晶子、平中麻貴
メゾ・ソプラノ: 渡邉智美
テノール: 大田翔
バリトン: 田中俊太郎、河野陽介
お話: 松下 功

〜岬のクフィ あらすじ〜

<赤い大蛇に追われた鹿>

太平洋上に浮かぶある島での出来事。島には北の部族と南の部族がお互いを知らずにすんでいました。ある時、南の部族は新天地を求めて船出することになり、南の若者ダンは島を離れる前に仲間と島の探検にでかけます。そして若者たちは岬の上から聞こえてくる不思議な歌を耳にします。初めてのはずなのに、心の奥のどこかでは知っているような歌でした。その歌の主クフィとダンは一目で恋に落ちますが、クフィには既に父親によって定められた婚約者がいました。そのような事情のもとでもめ事が起こり、クフィは岬から転落して行方不明になります。村人の必死の捜索にもかかわらずクフィは見つかりません。

ダンは岬に一人残ってクフィを探します。数年経ち岬は二人の思い出の白い花でいっぱいになりますがクフィは依然見つかりません。村人が少しずつダンのクフィに対する愛情を理解しかけてきたとき、クフィの婚約者カムラはダンを縛り首にするよう主張し、部族間の対立は一挙に高まります。

あわや一触即発、両部族が対峙しあうときに、クフィの歌が聞こえてきます。南の部族はその歌が自分たちの古い歌であったことにようやく気付きます。クフィの歌や旗印の類似性から双方はお互いが祖先を共にする同朋だったと理解するに至ります。クフィはそのことを後世に伝える役割を負っていたのでした。

クフィは戻ってきたものの記憶を喪失していました。両親をさえ覚えていないクフィの記憶には部族の歌と、ダンとの出会いだけが残っていたのです。双方の部族はダンとクフィの出会いを機に自分たちの未来を二人に託すことにしました。クフィの歌にある「赤い大蛇に追われた鹿」は根源的故郷を追われた現在の人類自身を象徴しているとも言えましょう。

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